設置場所は、まず水槽の重みに耐えることが大前提となる。

水槽はかなり重くなるが、100リットル程度の容量のものなら普通は特に心配なく置ける。1㎡あたり180kgは耐えないと、建築基準を満たしていない欠陥住宅となる、この基準ぎりぎりで建てているというのは、よほど廉価な住宅でもない限りないと思われる。

あまり騒がしくない場所、直射日光が当たらない場所、台が安定する場所などを選ぶ。

最低なのは畳の上だ。この場合は台の下にベニヤ板を敷くと畳がかびるし、かといって何もしないと不安定になるという最悪の状況。

どうしてもおきたいなら、高さ30cm以内の台にして、せめて転倒しないようにするべきだ。

一応そういう目的で台を作ったことがあるので、作れるには作れます。

ベニヤ板を敷いたら、そこへしっかりとした台を置く、台には木製・ステンレス製・スチール製がある。ステンレスは重くて価格も高いがさびたり腐ったりしないのはいい。

木製は使い方を誤ると腐るが、一般的な室内において使う分にはまず腐ることはない。腐るようなら住宅として欠陥があるか、換気によほどの問題がある。

また木製は軽くて安く使いよい。よってこれを推奨する。

スチールは重いわさびるわでかなり扱いはめんどくさい。価格は安いがとても勧められない。

スチール製水槽台の末路。海水魚に使っていて中古の中古品をもらって早10年。

通算20年以上使われているであろうものの、条件が悪ければ数年でここまで行くこともありうる。

・水槽  水槽にはスチロール製・アクリル製のものとガラスのものなどがある。その長短は飼育道具のほうに書いておいた。メーカーから出されているものでもその品質はかなり変わってくる。数十年使っても壊れないようなものを作るメーカーもあれば、一昔前に騒がれた「ソニータイマー」のように保障期間が過ぎたころに水漏れしたりするような柔な物まである。

安いからといって掴まないことだ。